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相似形

昨日は、「意識」というものは単に、一つのものとしてあるのではなく、ちょうど
大海に浮かぶ氷山のように、「顕在意識」と「潜在意識」に分けられるという話を
しました。この氷山はちょうど「個人」としての境界を示すと言ってもいいかも
しれません。「個人」という氷山が水面の上の顕在意識と水面の下の潜在意識に
分かれているということです。
そして、この「個人」を超えたレベルの「集合的無意識」というものがあって、
それはちょうど氷山を浮かべている「大海」のようなものかもしれません。
「大海」の水は一つに繋がっているということです。

「集合的無意識」にはいろいろなものがあって、ぼくたち日本人は「日本人として
の集合的無意識」を持っています。また、医療者は「医療者としての~」と、
たとえば学校の先生なら「教師としての~」をそれぞれ持っています。

日本人と欧米人とが、桜の花が散るのを見て感じる「感じ方」が違うのは、この
「集合的無意識」が違うからだという風に説明することが可能です。

国と国との争いや戦いは、どこか深いところでの「集合的無意識」同士の戦いと
いった一側面を持っているのかもしれません。
民族間の歴史的な抗争はそれこそ「個人」の憎悪というレベルを超えているから
です。


そんなこんなことを、昨日のトピックをアップしてから考えていたとき、ふっと
あるアイデアが浮かんできたのです。

この「顕在意識」「潜在意識」「集合的無意識」の関係はどこか「肉体」「心・精神」
「魂・霊性」の関係と似てはいないか?


私たちは、普段の生活では「肉体」を意識することはあっても、その肉体を動かして
いる、「心・精神」について考えることはあまりないのではないでしょうか?
もちろん、いろいろな喜怒哀楽、感情を感じますが「それをそのように」感じさせて
いる根本の「こころの性向」にまでは思いが行くことは少ないように思います。

「肉体」はとても物質的で科学的であると言えます。論理的な説明が通用する世界である
といってもいいかもしれません。
しかし、この「肉体」のレベルで通用する「論理」は、必ずしも「心・精神」にそのまま
通用するとは限らないのです。

「肉体」のレベルは「エビデンス」の世界です。それに対して、「心・精神」はそれが
通用しない「ナラティブ」の世界です。
             参照:「エビデンスとナラティブ

一方で通用する「論理」が一方ではなかなか通用しないということかもしれません。


氷山の水面上にある「肉体」と、水面下にある「心・精神」
そして、その氷山を浮かべている周りの「大海」としての「魂・霊性」





しかし、これらはまったく別々のようでいて、実は繋がっているのだと思います。



以前のトピックで、物質を最先端の物理学の理論である「量子論」からみると、「粒子」
であると同時に「波動(エネルギー)」でもあるということを書きました。

「肉体」というのは「粒子」としての性格(”粒子性”とでもいうもの)が強く、「波動」
としての性格(”波動性”)が弱い一つの『状態』であると考えることができます。
それに対して、「心・精神」や「魂・霊性」になるにつれて、『物質性』が弱くなって
『波動性』が強まっていくというふうに考えることができます。

つまり、肉体、心・精神、魂・霊性とはまったく非連続的な別々のものではなくて、
一つの連続した「スペクトラム」の中に存在するという考え方です。そして、それぞれの
『粒子性』や『波動性』の比率が違う「状態の違い」であるという考え方です。
ちょうど、氷が水になり水蒸気に変わることを「相転移」といいます。一見、氷と水
水蒸気は全く別々のものであるように思えますが、本質は同じでただ「状態」が変わった
だけなのです。

ですから、通常私たちが目にする事のできる「肉体」にも多少とも『波動性』があると
考えることができます。これが、今後の代替医療を理解する上での一つのキーワードに
なるような気がしています。


まったく、根拠のないアイデアですがなんとなく面白いと思いました。


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プロフィール

小西 康弘

Author:小西 康弘
京都大学医学部卒業。天理よろづ相談所病院などで内科全般を研修し、消化器内科を専門とする。内科専門医。

内科医として約20年病院勤務をしてきましたが、西洋医学の範疇だけでは、とても患者さんの肉体的問題に対して対応できないとその限界を痛感しています。
肉体的な問題の奥底には心理的、精神的な問題が隠れていることが少なくありません。表面に出てくる肉体的な問題は原因ではなく結果で在る事が多いのです。
トランスパーソナル心理学の各手法や、ヒーリング方を勉強中。
シーターヒーリング・プラクティショナー

このブログでは西洋医学だけでなく代替医療やその他の補完療法についての私の考え方や、いろいろな情報を書いていきたいと思います。


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