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「繊維筋痛症」という病気

「繊維筋痛症」という原因のよく分かっていない病気があります。私が研修医であった
20数年前くらいはその疾患概念もはっきりとしていなく、「リュウマチ性多発性筋痛症」
という名前で呼ばれていたこともあります。
突然に全身の筋肉や関節が痛み始める病気で、はっきりとした治療方法も確立して
いません。
リュウマチという診断を受けてステロイドを投与されているという場合もあるようです。

最近ではその疾患概念が知られるようになり、典型的な圧痛点(押さえると痛む場所)が
あれば、診断をつけることができます。しかし、それでもその原因や病態については分から
ないことが多いのです。
うつ状態や慢性疲労症候群と言った病態と合併することも多く、精神神経学的な原因も関与
している可能性もあると思います。

そういう患者さんが、普通の病院を受診された場合には、通常の「痛み止め」を投与されて
様子を見て下さいと言われることも多いと思います。不親切というよりも、西洋医学では
それ以外に対処する方法がないといったほうがいいかもしれません。

それでも、鍼灸や漢方療法などの東洋医学や、心理学的なアプローチや福田ー安保理論の
「自律神経免疫療法」などの方法でも症状が軽快する場合があります。

このように西洋医学だけでは対処できない「難病」と言われる病態もまだまだ多く存在する
のではないかと思うのです。現代医学でもはっきりとした原因や治療法も分からないけれど、
東洋医学や代替医療である程度の効果が期待できるような疾患がまだまだあるように思い
ます。
そういう患者さんに対してはやはり、西洋医学だけではなく、東洋医学や代替医療などの
知識を綜合して「統合医療的なアプローチ」が必要だと痛感します。
それは、決して西洋医学を軽視すると言う態度とは異なると思います。


参考
http://fibro.jp/
http://www.jfsa.or.jp/page0102.html



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プロフィール

小西 康弘

Author:小西 康弘
京都大学医学部卒業。天理よろづ相談所病院などで内科全般を研修し、消化器内科を専門とする。内科専門医。

内科医として約20年病院勤務をしてきましたが、西洋医学の範疇だけでは、とても患者さんの肉体的問題に対して対応できないとその限界を痛感しています。
肉体的な問題の奥底には心理的、精神的な問題が隠れていることが少なくありません。表面に出てくる肉体的な問題は原因ではなく結果で在る事が多いのです。
トランスパーソナル心理学の各手法や、ヒーリング方を勉強中。
シーターヒーリング・プラクティショナー

このブログでは西洋医学だけでなく代替医療やその他の補完療法についての私の考え方や、いろいろな情報を書いていきたいと思います。


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