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自然治癒力と代替療法

これから先、数回のトピックは私の大胆な
「仮説」や「空論」が含まれている可能性があることを踏まえたうえで
お読みください。
くれぐれも、そのまま盲信されませぬようにお願いいたします。




前回は、「奇跡的治癒」と言われる治癒経過を取る患者さんが、少ないながらも
おられて西洋医学の「一般的な経過」とは違う、良好な経過を取る場合があると
いうことについて書きました。
その「奇跡的治癒」という経過をとる治癒機転についてはまだまだ不明なところも
多く、軽率に判断するわけにはいきませんが、どうもいままで考えてこられた
以上に「精神や心のありかた]の『変容』が大きな影響を与えるらしいという
ことが分かってきています。

決して、すべての病気の原因が「精神や心」に還元できるというわけではあり
ませんが、少なくとも常識的には「治らない」と考えられている病態の人の
一部は、何かがきっかけで「精神や心のあり方」が大きく変わり(「気づき」
と表現できる場合も多いでしょう)、それが「奇跡的治癒」という結果になった
という場合があることは事実です。


繰り返しますが、その治癒機転についてはまだまだ未解明の分野であると思い
ます。ここでは、奇跡的治癒が起こる機序について、わたしなりに「代替療法」
「潜在意識」「自然治癒力」というキーワードを用いながら、何回かに分けて
書いていきたいと思います。


この「奇跡的治癒」を経験される「元患者」さんの中には、西洋医学にとど
まらず、「代替療法」と言われる治療法を試されている患者さんがおられます。
その「代替療法」の範囲も人によって定義が様々ですが、鍼灸、漢方などの
東洋医学からヒーリング、あるいはエネルギー・波動療法と言われるものまで
あります。
ある程度科学的な検証がされているものから、まったくそういった「エビデンス
(科学的根拠)」が示されていないものまであります。

(実際には、真面目に「代替療法に取り組んでおられる多くの施術家の人たちの
間に隠れて極端な場合には「サギまがい」の偽療法をしている人もいるようです。
十分な注意が必要です。)


「西洋医学」では「もう治らない」とさじを投げられた患者さんが、そういった
療法に一縷の望みをかけるのはとても理解できます。ただ、こういった
「代替療法」を利用する場合に、気をつけておいたほうが良い点があるように
思います。それは、「西洋医学」と「代替療法」との作用機序の違いについて
です。


「西洋医学」では「エビデンス」が重要視されますから、その効果は物理的、
物質的に証明されなければいけません。一方、「代替療法」のなかには、そう
いう意味での「エビデンス」が示されていないものがあります。

それは、それらの「代替療法」が物質的、肉体レベルにではなく、人体を
エネルギー体であると見る観点から説明され、いろいろな「エネルギーレベル」
に働きかけるということです。
今までブログにも書いてきたことに関連づけて言い換えると、「潜在意識・
無意識のレベル」に働くと言うことが出来ると思います。私の捉え方では
アロマセラピーやオーラソーマ、ホメオパシーなどはこの部類に入るのでは
ないかと思っています。

そして、この「潜在意識・無意識のレベル」に働きかけるというものは、
人間の「意識状態」と不可分であり、それと厳密に区別して作用を評価する
ことが出来ないのです。

「西洋医学」では「プラシーボ効果」といって、ある薬が本当の「薬理作用」
としての効果以外に、「心理学的作用」があるということが分かっています。
つまり、「にせ薬」であっても効くと思って飲むと効く場合があるという
ことです。

そして、この「潜在意識・無意識レベル」に作用する「代替療法」では
まさにこの「プラシーボ効果」と「本来の効果」とを分けることが出来
ないのです。
なぜなら、これらの代替療法が「プラシーボ効果」を生み出すと思われる、
人間の意識レベルと同じ部位に作用するからです。

ですから、「エビデンス」という観点からは証明することができないと
いうのが私の考え方です。
このことが、これらの代替療法の「本当に効くのか単にプラシーボ効果
なのかという真偽」を巡って、喧々諤々の議論が行われる原因の一つで
あると私は思っています。


ここでは、それぞれの「代替療法」の真偽について深入りすることはしま
せん。ただ、西洋医学で用いられる治療法や薬物療法と違って、「潜在意識・
無意識レベルに作用する代替療法」は「意識レベル」に作用することでその
効果を発現すると思われるということは頭の中にいれておいていただいたほうが
いいと思います。もちろん、その効果はすべて「プラシーボ効果」であるとする
意見もあるということは知っておかなければいけません。


そういったことはさておき、代替療法を利用する場合には、西洋医学の薬で
見られるように「この血圧を下げる薬を飲みさえすれば、血圧はさがる」的な
捉え方では大きな誤解を生む場合があるということは認識しておかなければ
いけないと思います。それは、作用する部位が異なるからです。


このことの続きは次回に書きたいと思います。

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2010.07.16 Fri 11:15  |  こんにちは^^

うちではAHCC常備です^^

90歳母の発熱など、「あれ?」というときに。

「重度化予防」の観点から。

おかげさまで元気です♪

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プロフィール

小西 康弘

Author:小西 康弘
京都大学医学部卒業。天理よろづ相談所病院などで内科全般を研修し、消化器内科を専門とする。内科専門医。

内科医として約20年病院勤務をしてきましたが、西洋医学の範疇だけでは、とても患者さんの肉体的問題に対して対応できないとその限界を痛感しています。
肉体的な問題の奥底には心理的、精神的な問題が隠れていることが少なくありません。表面に出てくる肉体的な問題は原因ではなく結果で在る事が多いのです。
トランスパーソナル心理学の各手法や、ヒーリング方を勉強中。
シーターヒーリング・プラクティショナー

このブログでは西洋医学だけでなく代替医療やその他の補完療法についての私の考え方や、いろいろな情報を書いていきたいと思います。


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