スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

自己信頼を妨げる「思い込み」について

私たちは、この世に生まれてきたときはみんな自分自身に全幅の信頼をおいて
います。というか、自分自身と外の世界との境界がまだきちんとできていなくて
存在するものすべてに対しての信頼感を持っているといってもいいかもしれま
せん。

それが、この世に生を受けてから周りの環境に「適応する」ということを経験
させられるのですね。「適応する」ということは、言い方を変えると「自分を
制限する」ということにもなるのです。

生まれたての赤ちゃんは、自分の感情を100%表現しますが、徐々にそれでは
いけないということを経験から学び始めます。それが、極端な場合は、自分を
制約して自分の感情や思考を表に出さないようにすることもあります。それは、
自分の感情や思考をそのまま表現すると、この世の中ではうまく生きていけないと
いうふうに学習するからです。

このように、まだ自分自身と外の世界との境界がしっかりと区別できない間に
経験した「制限」はそのまま潜在意識に刻み込まれて、そののちの人生に大きな
影響を与えるのです。これが、いままでトピックで何度も書いてきた「思い込み
(ビリーフ)」の一番大きな原因だと思います。

たとえば、子供の時に両親と道を歩いていて、通りがかりのおもちゃ屋さんの
ショーウィンドーに自分がとても欲しいおもちゃを見つけた時に、こどもは
全身でそのおもちゃが欲しいという「自然な欲求」を表現します。子供から見る
とそれはとても自然な行動です。

しかし、親の立場から見ると、道を歩いているときに急におもちゃ屋さんの前で
大声をあげて泣き叫ぶ子供はそのままにしておいてはいけない存在として映るの
です。
そして、お尻をたたいたり、無理やり手を引っ張っておもちゃ屋さんから立ち
去ろうとします。ときには、路上で「わがままを言った」お仕置きにほっぺたを
たたかれたりすることもあるかもしれません。それは社会生活に適応していく
うえでは当然必要な「処置」なのです。

親にとっては当然と思われるこの行為は、実は子供にとってはとても理解でき
ないことなのです。そして、自分の「自然な欲求」を表現すると親から愛して
もらえない、といった信念が発生するのです。子供にとっては、親から愛して
もらえなくなるということほど脅威なことはありません。そして、そのためには
自分は自然な欲求を感じたり表現したりしてはいけないのだという風に「学習」
するのです。


私は、ここで子供の欲求をすべてそのまま認めなければいけないというような事を
言いたいのではありません。ただ、子供の意識は大人の意識とは全く違っているの
だということをいいたいのです。
そして、私たちが大人になってから何か「生きにくさ」を感じているとしたら、
それは自分が子供のころに勘違いして感じてしまった「思い込み(ビリーフ)」
が原因になっている可能性があるということです。
その思い込みはもともとはなかったものでこの世に生まれてきてから、親やその
周りの人間関係の中で「勘違い」をして刷り込まれたということです。
otona.jpg

先に、「自己評価、自己信頼」について書きましたが、こどもは生まれた来た時には
自己を完全に信頼している状態です。それが、徐々に潜在意識の中に「思い込み」
をため込んできたために、自分自身のありのままで生きていくことが評価できなく
なり、信頼できなくなって来ただけだということです。

ですから、自分自身を評価できないから、信頼できないからと言って何か特別なことを
する必要はないのです。
もし、「自分を評価するために、もっと頑張らなければいけない」と思ったとしたら、
それも「思い込み」です。そういう人は、評価されるまで努力をして、いつまで
たっても自己を信頼できなくて、最後にはうつになったり過労死してしまう可能性も
あります。
(これは「デッド・ゾーン」)と言われます。

生まれてきたときには、自分は自分のことを完全に信頼していたのだということを
思い出し、そして、その周りにこびりついてきた「思い込み」を外していくこと。
これが大切だと思います。

もちろん、そのためには最初は適切なセラピストさんの助けを借りることも必要かも
しれません。でも、いつまでもセラピストさんに依存する必要はないのです。
セラピストさんの役割は、クライアントさんを「治す」ことではなく、クライアント
さんが本来の自分自身に戻れる道に寄り添うことだと思います。

   参考:セラピストの見極め方


スポンサーサイト

Comment

(編集・削除用)
管理者にだけ表示を許可

Trackback

URL
http://koniy.blog104.fc2.com/tb.php/133-881ba378
この記事にトラックバック(FC2Blog User)

プロフィール

小西 康弘

Author:小西 康弘
京都大学医学部卒業。天理よろづ相談所病院などで内科全般を研修し、消化器内科を専門とする。内科専門医。

内科医として約20年病院勤務をしてきましたが、西洋医学の範疇だけでは、とても患者さんの肉体的問題に対して対応できないとその限界を痛感しています。
肉体的な問題の奥底には心理的、精神的な問題が隠れていることが少なくありません。表面に出てくる肉体的な問題は原因ではなく結果で在る事が多いのです。
トランスパーソナル心理学の各手法や、ヒーリング方を勉強中。
シーターヒーリング・プラクティショナー

このブログでは西洋医学だけでなく代替医療やその他の補完療法についての私の考え方や、いろいろな情報を書いていきたいと思います。


ツイッターでもつぶやいています。下のボタンをクリックして下さい。

個人セッションのお申込みはコチラ

最新記事

月別アーカイブ

カテゴリ

全記事表示リンク

ブログランキングにご協力ください

リンク

Copyright © 小西 康弘
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。