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「自分」というもののなかのいろいろな「部分」

普段私たちは、自分の心というものは「ひとつ」であると思っています。
それが、実はいろいろな「層構造」を形成しているということは何度か書いて
きました。意識出来る部分の奥底には意識できない部分がるという話でしたね。

ところが、自分で意識出来ていると思っている部分に関しても、実はひとつでは
ないかもしれない、という話を今日は書こうと思います。


例えば、人は自分の外で起こるいろいろな状況に対して、いろいろな「感情」を
感じます。
仕事や学校で上司や先生に怒られたら「面白くない」という感情を感じるでしょう。
それが、家に帰って家族や恋人の優しい一言を耳にしただけで、コロッと気分が
晴れてとても満たされた気持ちになることもあります。(その逆な気持ちになる
こともあるかもしれません)

このときには、別に「気分が変わった」だけで、別々の「感情」が自分の中にいる
などとは考えません。

では、もうすこし深い「感情」で、
「私は生きていく価値がない」とか
「誰も私のことを必要としてくれない」とかいった場合を考えてみましょう。
実際、このような感情のために病院に通院されたり薬を飲まれたりしないと日常生活が
困難な方も最近は決して少なくないのです。

普段は、そのような「深い感情」(信念とも言います)に締め付けられているときは、
私たちはそれが自分の感情のすべてであると思ってしまいます。なぜなら、それ以外の
気持ちを感じることが出来なくなってしまっているからです。


そんなときに、こんな質問をしてみたのです

あなたのなかで「私は生きていく価値がない」と思っている感情は、何パーセントですか?

その質問をするまでは、その信念がすべてであると思っていたのに、何パーセント?と
質問された途端に頭の中に「?」が沸き起こってくるかもしれません。

そうすると、「私は生きていく価値がない」というのが何の疑問もなく100%だったのに、
そうではない可能性が芽生え始める、といってもいいかもしれません。

そうすると、「やっぱりもっと楽しく生きてみたい」という自分の中の欲求に気がつくかも
しれません。今までは、「生きていく価値がない」とい大きな「信念」の陰に隠れて見えな
かったけれど、実は「楽しく生きたい」という欲求が案外強いということに気がつくかもしれ
ません。

それらのいろいろな「感情」をそれぞれ何パーセントと表現してみるのはいいことです。

「今は生きていたくない」という感情が80%で、楽しく生きたいという感情は10%以下
だな」
このように思えた時点で「感情と一体」になっていた自分が、客観的に自分の感情を見始めている
ということかもしれません。



「私は生きていく価値がない」という思いが苦しいのは、それが自分にとってすべてで
100%であるからです。それが、

自分の心の中に、「私は生きていく価値がない」という気持ちが、今は80%ある

と思えた時点で、「一体化の呪縛」から解き放たれ始めるということです。

そうかぁ、自分の中にそんな風に思っている「一部分」があるんだ。そして、そうではない
別の「一部分」もあるんだ。


そのことに気付くだけで、今まではとても苦しかったその思いが、少し違った風に感じて
来られるかもしれません。


この「一体化の呪縛」から解き放たれるということについて、明日は具体的なワークの
方法について書いてみたいと思います。



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Comment

2010.06.09 Wed 01:36  |  

頭では分かっていても、挨拶しかしたことがない子どもの同級生のお母さんに暴言を吐かれたことを思い出すと、そんなことを言われる私に問題があると思い、辛くてたまりません。
「あんたが大嫌い」
毎日リフレインします。

  • #-
  • URL

2010.06.10 Thu 13:00  |  管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

  • #

2010.06.10 Thu 16:32  |  Re: タイトルなし

うーん、そこんところはぼくもよくわかりましぇーん
アクセスランキングも同一IPからではだめみたいですね。
ケセラセラ

  • #-
  • 小西 康弘
  • URL

2010.06.10 Thu 16:35  |  Re: タイトルなし

おっしゃること、よくわかります。
でも、その人があなたに対してつらく当たる本当の原因は、その人の心の中に
起こっていることなんです。その人が勝手に「ドラマ」を作っているんですね。
そんな人の「ドラマ」に巻き込まれて、不愉快な思いをして腹が立って、損です
よね。
ばっからしいというか、そんな損なことをしているのはもったいないですよ。
相手のドラマに巻き込まれないで、楽しいことに気持ちを切り替えていくように
するというのも、練習すればだんだんとやれるようになりますよ。
そういう「練習」って自分が幸せになれるんだから、お得だと思いませんか?


  • #-
  • 小西 康弘
  • URL

2010.06.10 Thu 22:28  |  管理人のみ閲覧できます

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プロフィール

小西 康弘

Author:小西 康弘
京都大学医学部卒業。天理よろづ相談所病院などで内科全般を研修し、消化器内科を専門とする。内科専門医。

内科医として約20年病院勤務をしてきましたが、西洋医学の範疇だけでは、とても患者さんの肉体的問題に対して対応できないとその限界を痛感しています。
肉体的な問題の奥底には心理的、精神的な問題が隠れていることが少なくありません。表面に出てくる肉体的な問題は原因ではなく結果で在る事が多いのです。
トランスパーソナル心理学の各手法や、ヒーリング方を勉強中。
シーターヒーリング・プラクティショナー

このブログでは西洋医学だけでなく代替医療やその他の補完療法についての私の考え方や、いろいろな情報を書いていきたいと思います。


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