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北風と太陽

先日書いた「ジャッジしないということ」というトピックに対して、
ある方から、次のようなコメントをいただきました。


「ジャッジしないこと」を目指すのは、やめた方がいいと思います。
私の観察する限り、「ジャッジしない人」というのは、存在しません。

私の禅カウンセリング講座では
「ジャッジする自分」を許すことを教えています。
ジャッジするのは、全く自然なことだから、それを決して否定しない。
ただ、そのジャッジを口にしない。ことを教えています。

クライアントにとって、口にさえされなければ、ジャッジされなかったと
感じるのとほぼ同じ意味を持つのです。 セラピストは、ジャッジしてもいいが、
口にはしないことで、リラックスして応対できるし、クライアントは、
ジャッジされなかったと感じることができる。
これが、現実的な対応だと思うのです




私たちは「ジャッジない」でおこうと思うと、そのことで「ジャッジしてしまう
自分自身」をジャッジし始めてしまいます。人間はいくら努力しても、ジャッジしない
ようにはならないとその方はおっしゃいます。

だから、ジャッジしないでおこうと思わず「ジャッジしている自分自身を赦す」ことが
大切だということをおっしゃりたいのだと思います。

自分の潜在意識の中にあるいろいろな「思い込み」を手放そうということ自体は
素晴らしいと思うのですが、そのことばかり考えて、自分の内面の中のネガティブな
部分にばかりフォーカスして、それをなくそうとこだわってしまうことも同様だと
思います。



そんなことを考えているとき、ふと「北風と太陽」の話を思い出しました。
北風と太陽がある旅人の来ているコートを脱がせようとする話で皆さんご存じだと
思います。
旅人がコートを脱ぐということは、ちょうどエゴが殻を破って溶けていくということに
対比できるかもしれません。

そして、「北風」は、自分自身の中にあるネガティブな「思い」をなくそうと努力
する姿に似ています。「修行」をして、悟りを開こうとする思いもよく似ているかも
しれません。
お釈迦様も、修行している間は悟りを開くことが出来ずに、それを捨てたときに悟りを
開かれたといいます。


そして、「太陽」は自分の中のネガティブな面もポジティブな面もそのままで受け入れて
「赦す」ということに似ているかもしれません。タオの教えがちょうどこれだと思います。
光と闇、善と悪、清と濁といった二元論に分けてしまうのではなくそれを超えた「視点」
から両方を受け入れるという考え方です。

しかし、誰でもがこの「自分の中のネガティブな部分をそのままで赦す」という方法が
適切であるとは限りません。却って混乱してしまう場合もあるでしょう。

「北風と太陽」では、結局太陽が旅人のコートを脱がせたということで、太陽が北風に
勝ったという風に考えられますが、でも本当は「北風」的な考え方や方法が必要な場合も
あると思います。
とにかく、手放したい「潜在意識の中の思い込み」があって、それを何とかしないと前に
進むことが出来ないということも実際にあります。そういう場合には、それに適した方法が
あるということなのです。

太陽のほうが北風よりも優れているという考え方ではなく、あるときには「北風の方法」が
良い場合もあるし、別のときには「太陽の方法」がいい場合もあるということだと思います。




ちなみに、このコメントをいただいた方は、日本にキネシオロジーを取り入れられた
方たちのお一人である石丸賢一さんです。
私は石丸さんと出会って「キネシオロジー」に対する見方がガラッと変わってしまいました。
私のメンターのお一人であると思っています。
キネシオロジーについてはいろいろと混乱があったり誤解があったりするようですが、
そのことについては機会を改めて書きたいと思います。




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プロフィール

小西 康弘

Author:小西 康弘
京都大学医学部卒業。天理よろづ相談所病院などで内科全般を研修し、消化器内科を専門とする。内科専門医。

内科医として約20年病院勤務をしてきましたが、西洋医学の範疇だけでは、とても患者さんの肉体的問題に対して対応できないとその限界を痛感しています。
肉体的な問題の奥底には心理的、精神的な問題が隠れていることが少なくありません。表面に出てくる肉体的な問題は原因ではなく結果で在る事が多いのです。
トランスパーソナル心理学の各手法や、ヒーリング方を勉強中。
シーターヒーリング・プラクティショナー

このブログでは西洋医学だけでなく代替医療やその他の補完療法についての私の考え方や、いろいろな情報を書いていきたいと思います。


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