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魂のワクワクする道


24-5日と二日間、札幌の方のお招きで、岡部明美さんと一緒に講演会と
ワークショップをさせていただくことが出来ました。
24日の講演では、私は「潜在意識の構造」について話をさせていただき、
潜在意識にあるいろいろな思い込みをクリアーにすることで、現実が変わって
生きることが楽になるというお話を。続いて岡部明美さんが、「自分の魂が本当に
望んでいることを見つけるための7つのヒント」といった内容でお話をされました。

潜在意識の中には、このブログでも触れてきたようにいろいろな「思い込み」が
あって、「魂の望んでいる道」に進むことを阻みます。自分が本当に進みたいと
思っている道を見つけ進むためには、最初にある程度の「潜在意識のお掃除」を
することはどうしても必要になってきます。
潜在意識にいろいろな思考や「思い込み」が目詰まりしている状態ではその奥にある、
「魂の声」を本当に聞くことは出来ないからです。

しかし、いつまでも「お掃除」ばかりしていても「魂の望んでいる道」に進むこと
はできません。ある程度「お掃除」がすんだら、「7つのヒント」をもとに、それを
見つけ歩み出すことが大切なのです。
「潜在意識のお掃除」はあくまで手段であって、それ自体が目標ではないからです。

岡部さんの話された「7つのヒント」の中でも私が聞いていて一番心に残ったのは、
「自分が『違和感』を感じる事の中に、魂が求めている本当の道がある」
ということでした。
私自身、統合医療を実現できる場所を創りたいと思ったのも、今の「西洋医学」や
「現代医療」に対する『違和感』がもとにあるのです。肉体だけを対象にして、
その肉体に起こっている「事象」の根本原因には敢えて目を塞いでいるとしか
思えなかったからです。この『違和感』は、すべての医療者が感じるというもので
はないでしょう。むしろ、そういう『違和感』を感じる人の方が少ないのだと思い
ます。
そして、この『違和感』を感じているということこそが、私自身が進む道を
見つけるのに大きなヒントになっているということです。

この話を聞いて、「自分が進もうとしている『統合医療』の道は決して間違って
いないのだ」ということを改めて確信しました。


そして、2日目のワークショップでは20人弱の人が集まって、自分の内面を
見つめるいろいろなワークを行いました。そのなかで、一番印象的だったのは、
今回のワークショップでは看護師さんや元教師、学校の保健の先生などの参加が
多かったことです。
医療や教育の現場で人とかかわる仕事をしながら、みんな今の自分の仕事の
あり方に疑問を抱いておられる方が多かったということです。
上に書いた「今の仕事のあり方に対する『違和感』を持っている」ということ
ですね。

そして、これらの仕事に従事する中で、もっと患者さんや生徒たちと心の部分で
関わりたいという「心の中の叫び」を持ちながら、現状がそれを許さないという
矛盾に悩んでおられる方が多かったのです。

医療現場は、極端にいえば「エビデンス」というベルトコンベアーに載せられて、
大量生産的に次々と患者さんを見ていかないと許されないような現状にあります。
一人ひとりの「個人の物語」に関わることはよほどの強い意志がないと難しいのが
現状です。
教育現場も同じです。「エビデンス」というベルトコンベアの代わりに「他人の
評価」というベルトコンベアかもしれません。
不登校や校内暴力などの問題は、とにかく生徒を評価しないといけないという
流れの中で、個人個人の「心の問題」をおざなりにしてきた結果なのではないかと
思いました。
しかし、現場の先生は山積する仕事に埋まって、関わりたいと思っても本当に
一人一人の生徒の「個人の物語」に関わることが出来ないのでしょう。

誰も誰かを批判できない、それでいてなんとかしないと大変なことになるという
意味では医療現場も教育現場もとても似ていると思いました。


そういう矛盾だらけの「現場」で悩み、違和感を感じておられる方の参加は私に
とってはとても印象深いものでした。

現場に違和感を感じて、なんとか現場を変えていきたいと思っている人は、
違和感を感じていない人たちよりも孤立し、疎外感を感じ傷ついているのです。


そういった人たちが、自分自身の内面への旅を始め、心の中が癒されて行く
ことで、始めて自分の接する患者さんや生徒に対して愛を持って接することが
出来るようになるのです。
自分の心の中に「傷」を持ったままでは、人に対して本当の意味で優しくする
ことは不可能なのですから。



「現場に違和感を感じている人が、本当に自分の魂がわくわくとする道を
見つけることに対するお手伝いをしたい。そのために、自分のできることは
なんでもやろう」
帰りの飛行機の中で、そういう気持ちが湧き起ってくるのを抑える事が
出来ませんでした。
私自身のこれからの方向性が、見えてきた様な気がしています。


統合医療の「センター」はそのためになければいけないのだと思っています。

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プロフィール

小西 康弘

Author:小西 康弘
京都大学医学部卒業。天理よろづ相談所病院などで内科全般を研修し、消化器内科を専門とする。内科専門医。

内科医として約20年病院勤務をしてきましたが、西洋医学の範疇だけでは、とても患者さんの肉体的問題に対して対応できないとその限界を痛感しています。
肉体的な問題の奥底には心理的、精神的な問題が隠れていることが少なくありません。表面に出てくる肉体的な問題は原因ではなく結果で在る事が多いのです。
トランスパーソナル心理学の各手法や、ヒーリング方を勉強中。
シーターヒーリング・プラクティショナー

このブログでは西洋医学だけでなく代替医療やその他の補完療法についての私の考え方や、いろいろな情報を書いていきたいと思います。


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