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心の最先端科学

精神、つまり心の状態が身体にどういう影響を与えるかについては古くからいろんな 議論がありましたが、最近ではそれが科学的に検証されるようになって来ました。 その最先端を扱う分野が「精神神経免疫学」です。 脳の中には「間脳」という部分があって、視床と視床下部に分けられます。視床下部は 自律神経を制御する司令塔のような働きをします。その視床下部の先には脳下垂体という ホルモンを分泌する器官があります。 自律神経やホルモンは末梢神経や血液を介して、全身の臓器の微妙な働きや臓器間での バランスを保つ働きをしています。また、自律神経やホルモンは、免疫系にも大きな影響を 与えるということが分かってきています。 「免疫系」は身体をウイルスや細菌などの外敵から守るだけではなく、身体内のバランスを 崩して増殖する細胞(「癌細胞」と呼ばれます)を攻撃する働きをするのです。癌細胞と いうとなにか非常に異常な細胞であるという印象を、一般の人は持つかもしれませんが、 本当は正常な人でも毎日癌細胞が生まれているのです。それが、バランスシステムが正常に 機能している状態では、発生した癌細胞を「癌の免疫システム」が発見して、破壊するのです。 決して、癌細胞は正常とはかけ離れたところにあるものではないということは重要なことです。 心がバランスを崩した状態では、この「癌の免疫システム」が正常に作動せず、癌細胞は これらの監視システムをかいくぐって増殖し続けるわけです。これが、一般的に言われている 「癌という病気」なのです。 このように生体には、自然にバランスをとるための非常に精巧なシステムが備わっています。 これが、「自然治癒力」というものを科学的に説明するひとつのおおきな手がかりになることは 間違いがありません。 心がバランスを崩しているとき、これらの自律神経系・ホルモン系・免疫系がバランスを崩し、 いろいろな疾患の原因になることは想像に難くありません。逆に、身体がバランスを崩している ときに、その根本原因である「心のバランス」を調整する『癒しのシステム』を取り入れることは、 とても重要なことであると思われます。 実際に、『サイモントン療法』というのがあって、これは心理療法で癌の治療を行うという ものです。癌になるにはなるだけの「情動ストレス」を抱えていたり、心のバランスが、癌の できやすい状態に傾いているということが最近の研究で分かってきました。癌が発生した土壌と なる、心のアンバランスな状態に焦点を当てて、そういった方向からも癌のコントロールを目指そう と言う方針は、決して現代医療における「がん治療」と矛盾するものではなく、お互いがお互いの 長所を取り入れて、相補っていくべき関係でなければならないのではないでしょうか。 『サイモントン療法』はこういった、今まで見逃されてきた「癌の側面」にスポットを当てると 言う意味で、今後重要になってくると思います。
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プロフィール

小西 康弘

Author:小西 康弘
京都大学医学部卒業。天理よろづ相談所病院などで内科全般を研修し、消化器内科を専門とする。内科専門医。

内科医として約20年病院勤務をしてきましたが、西洋医学の範疇だけでは、とても患者さんの肉体的問題に対して対応できないとその限界を痛感しています。
肉体的な問題の奥底には心理的、精神的な問題が隠れていることが少なくありません。表面に出てくる肉体的な問題は原因ではなく結果で在る事が多いのです。
トランスパーソナル心理学の各手法や、ヒーリング方を勉強中。
シーターヒーリング・プラクティショナー

このブログでは西洋医学だけでなく代替医療やその他の補完療法についての私の考え方や、いろいろな情報を書いていきたいと思います。


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